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我が家のにゃんこ・プリンスとお菓子を焼く日々のこと...

2017-04

「ナッツ」と呼ばれたにゃんこ - 2008.07.23 Wed



今から8年前、せっちゃんだけを引き取る予定だったのに、
一番最初にうちの子として迎えられた下の子ことアップル。
ただいま13歳です。
しかし性格は未だ子猫のようで
いつまでたっても成ネコとはいい難い振舞いが目に付きます。

初めてブリーダーさんのお宅へ伺った時、
私の側にずっと座り込んで喉を鳴らしながら寄り添っていたのがこの子でした。
他のネコより小さくって、「綿の国星」のちびネコみたいだなあって思いました。
歩き方もキャット・ウォークからは程遠くヨチヨチ…と
いうかヨタヨタしていました。
-この子もいただけませんか?
とお願いした時に、ブリーダーの方が躊躇いがちに

-この子は「ナッツ」だから…。
とおっしゃっいました。

ハァ…?「ナッツ」って英語で「変わり者」とか「頭がおかしい」という意味があります。
でも、私は彼女をすっかり気に入ってしまったので、
敢えてこの子をいただくことにしたのです。

-この子は二度ほど妊娠したのだけれど、どちらも死産だったの。
 もし、子猫を取りたかったら、ちゃんとした(血筋の)男の子を選んでくださいね。
とお願いされました。
もちろん私達は、そんなつもりはまったくなかったのですが。
この子を譲り受けてから数日後、獣医さんのもとで健康診断。
体重は三キロにも満たず、普通のネコより心音が弱いと言われました。
おまけに歯槽膿漏で早速何本かの歯を抜かれることになってしまって(涙)。
もともと未熟児で体が小さく、心臓だって弱いこの子に
子猫を産むのは無理だったのかもしれませんね…。

「上の子」がやってくるまでの間、わがまま一杯、私達に甘えて(甘やかされて?)
暮らしたアップル。
それまで、何十匹というネコに囲まれ五年間も暮らしてきたから、
うちにきて戸惑いは多かったろうと思います。
でも、新居にも直ぐ慣れ、やってきたその日には
ちゃっかり私たちのベットで眠りました。

「ナッツ」なんてとんでもない!こんな愛らしいネコなのに!
としばらく思っていました…。
上の子・せっちゃんが到着して、次第に慣れてきた頃から、
だんだん彼女の別の一面が明らかになっていきました。
せっちゃんに突然、猫パンチを喰わせたり、トイレの最中を邪魔したり…。
(さすがに今はそんなことはしませんよ)

上の子が水を飲んでいても、自分が飲みたいと思ったら即、
水の入ったボールに向かって割り込んでいったり。
したいと思ったことを考えなしに行動に移すようなところがありました。
とにかくその場の空気が読めない。
思慮深く注意深い上の子とは大違いで…汗。
上の子に頭をなめてもらっても当然そうな顔をして、
もう充分!と思うと上の子に飛び掛るし…。
そういえば、ブリーダーさんの家でも
他のヒマラヤン達にシャ~!とよく吹かれていました。
アップルは実家でも「はみだしっ子」だったようです。

普段は余程のことがないとウンともスンとも言わない子なのに、
突然前触れもなく、この世の終わりのような声で泣き出したりすることがあります。
何かトラウマでも抱えているのでしょうか?
そして何よりもコーミングを嫌います。
それは長毛ネコには致命的。
嫌なものには断固として反抗という姿勢は崩さない不屈のヒマラヤン。
一見愛らしく見えるが、外見とは裏腹の頑固者です。
腹が空くと、フード・ボールの前で
辛抱強く待機している。
たとえお皿にキャット・フードが残されていても…。
私から直接手で一粒ずつ食べさせてもらうために
待っていたりして(汗)。
-甘やかし過ぎる!
と相方にはたしなめられるのですが、
歯もだいぶ抜かれてしまったし、もともと食が細く、
油断していると直ぐ痩せてしまうので、時間が許す限り、
私がせっせとキャット・フードを彼女の口に運んでいます。

まあ、出来の悪い子(?)ほど可愛いと言うけれど、
よく出来た上の子とはかけ離れた特異なキャラの彼女は
私にとってもかけがえのない大切なにゃんこです。
毎日、自由奔放に暮らしている彼女をある意味羨ましくさえ思うのです。

でも、やっぱり風変わりなねこ。
「ナッツ」といわれても仕方ないかなぁ…。
今日も「我が物」顔で家の中をヨタヨタと心許無い足取りで
歩きまわっています...。

-おまけ-
目を閉じていると、よく「パタリロ」みたいだと言われます(ちょと古いかな?)。

ちなみにこちらでもパタリロ顔が見られます。


追記
アップルは2009年5月にあちらの世界に旅立っていきました。

15 Years old - 2008.07.20 Sun


せっちゃんも6月で無事15歳を迎えました。
人間にしたら優に80歳は超えていることになるのでしょうか?
一時期、具合が悪く、かなり心配したけれど今ではすっかり元気になりました。

彼女は神経質で臆病なヒマラヤンです。
何事も石橋を叩いて渡るタイプ。
危険なことやいたずらもしない品行方正なネコ。
とっても甘えん坊だけど、膝に乗ったり、抱っこされるのは苦手です。
地に足が着いていないと落ち着かないらしいのです。

7歳でうちにもらわれてきた時は大変でした。
最初に彼女を引き取りに行った日、勘がいい彼女は危機を察し、
ソファーの下に隠れてしまい、連れて帰ることが出来ませんでした。
初対面なのに私の隣にちゃっかりと座り込んで、ずーと喉を鳴らしていたアップル
まず最初にわが家に迎え入れることになりました。
アップルは順応性が早く、一週間もしないうちに新居に馴染んでしまいました。

二度目の訪問で、ようやくせっちゃんをケージに入れて連れ帰ることが出来ました。
ケージに入れられた彼女は泣き叫んでパニックに陥りました。
彼女の仲良しのヒマラヤンが心配そうに彼女が入れられたケージに
寄り添っていたのを今でも覚えています…。

それから三ヶ月近く引きこもり、ハンガー・ストライキは二、三週間続きました。
毎朝、起きるたびに思いもしないような場所に隠れているので
探し出すのが大変で…。
やっと少し慣れてきたかなっと思った頃に、
一ヶ月先にやってきたアップルの意地悪が始まって。
(ネコが二匹そろうと、その子の意外な一面が見えてくるものです…)
それが原因なのか、上の子が猫用トイレで用を足さなくなってしまいました。
大きい方だけは、所定の場所でしてくれたけれど…。
わざとキャット・リターの隣にお漏らししたり、居間の隅に粗相したり…。
落ち着いて用がたせるように、ボックス・タイプのトイレに
買い換えてみたけれど効果は芳しくなく...。

その頃、アップルが先輩風を吹かし、わがまま一杯に振舞っていたから
彼女は彼女なりに自分の存在感を何とかして誇示したかったのかもしれませんね。
せめて匂いだけでも…。
そもそも彼女がうちに迎えられることになった理由は、
仔猫を産むお役目を御免になったから。
避妊手術を受けて以来、妊娠している他のねこ達の邪魔をするようになったそうなのです。
それは彼女にとってショックな出来事だったろうし、
おまけに見知らぬ家で新しい生活を始めなければいけないなんて
どんなに辛かったことだろうと思います…。

しばらくの間、トイレの脇にピクニックマットを敷き、
さらにその上に新聞紙を重ねて絨毯に被害が及ばないように対処しました。
彼女の粗相が完全に止んだのは、うちにやってきてから三年目に入った頃でしょうか。
彼女も自分の家として認められるようになったのか、
はたまた自分の状況を受け入れる気になったのか...
ちゃんとトイレで用を足してくれるようになりました。

それ以来、毎日ぬくぬくと大半の時を寝て過ごしています。
いつの間にか私の足元に寄ってきて座っていたりするので
気がつかずに誤って踏んでしまい「ギャ!」と悲鳴を上げられることもしばしば(^^;
目を覚ましている時は、たいてい私の側にいてくれる。
勉強していると必ず机の上でお伴してくれるのも彼女だし、
私が帰宅すると真っ先に二階の階段を駆け下りてきて迎えてくれます。
アップルは普段は無口な子ですが、せっちゃんはおしゃべりで
呼べばちゃんと返事をしてくれます。

あと、どれだけこの子達と一緒に過ごせるのでしょうか…。
先のことを考えると涙が出そうになるから、
彼女達がいてくれることに感謝しながら楽しく過ごしたいです。
少しでも彼女達が元気に余生を過ごせるように、
しっかりケアーもしていかないといけませんね。


追記
「上の子」ことせっちゃんは2010年11月にこの世から旅立ちました。

My Himalayans - 2008.01.07 Mon

2匹のヒマラヤンと暮らし始めて8年が経ちました。
今年で13歳と15歳を迎える彼女たち。



起きている時間より寝ている時間の方が圧倒的に長いけど
いつまでも元気で長生きして欲しいです。

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