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我が家のにゃんこ・プリンスとお菓子を焼く日々のこと...

2017-03

マルグリット - 2017.02.22 Wed

「マルグリット」という名のケーキを
焼きました。
楽しい手作りのお菓子」に掲載された
今田美奈子さんのレシピ。
30年以上前に出版された本ですが
お菓子作りにはまるきっかけとなり、
この本でお菓子作りの基礎を学んだと言っても
過言ではない思い出深い一冊です・・・(^^

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本を開くと一番最初に目に入るのが
このケーキ。
アーモンドパウダーを200グラム強も加え、
バターの風味もしっかりで
リッチな食感。
見た目はシンプルですが、
当時はかなり贅沢なケーキだったのでは
ないでしょうか・・・
小麦粉と同量のコーンスターチを使っているので、
ボロッとした食感。
でも、翌日にはしっとり落ち着き、
マジパン・ケーキを食べているような気が
してきました。

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本の中のケーキは、
きれいに粉砂糖をふって
ミモザの砂糖漬けを飾り
かわいらしく仕上げられています。
スミレの花の砂糖漬けなら知っていたけれど、
ミモザの砂糖漬けも存在していたのですね~

私はいつも通り焼きっぱなしのままで、
ナイフを入れてしまいました。
ミモザの砂糖漬けは手に入らなかったので・・・

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ようやく満開になった近所のミモザを
ご覧くださね(^^

忘れんぼうのバナナケーキ - 2016.02.12 Fri

再びオーブントースターを使って、森村桂さんの
「忘れんぼうのバナナケーキ」を焼きました。

バナナは小さめに切って少量の生クリームであえて、
ちょっとバナナをつぶすような感じで
バター生地に混ぜ込みました。
そうそう、バニラビーンズを浸して香りをつけた
ブランディーも数滴、加えています。

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きれいな焼き色がついて、おいしそうに焼けました。
重曹を少し加えているので、
紫色になったバナナの繊維が浮かび上がりました。
桂さんのバナナケーキは、焼いているうちに
バナナの繊維が紫色にならなくなってしまったので
「忘れんぼうバナナケーキ」という名が
つけられています。
そんなわけで、私のバナナケーキは
本当の「忘れんぼうのバナナケーキ」では
ないのかもしれません(笑。

10代後半、バナナでケーキを焼くことを覚えたのは
この森村桂さんのレシピででした。
そして、オーブントースターでケーキを焼けることを
知ったのも。

思い出のバナナケーキをほおばると、
当時の頃のことが色々と頭に浮かんできます。
ユーミンの歌のタイトルではないけれど、
まさに「未来は霧の中に」でした。
今でも将来への不安はありますけれど...苦笑。

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若かったあのころ、
まさか自分がこんな年になってしまうなんて、
そして、まだお菓子作りを続けているなんて
思いもしませんでした(^^;


ポンパドール・ケーキ - 2015.05.16 Sat

優美なフリルを施したドレスをまとった
フランス人形のようなケーキ。
10代の頃、初めてこのケーキを見たときには
こんなケーキがあるんだ~!と驚きました。

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「non・noケーキブック」に掲載されていた
製菓用リキュールの広告。
「ポンパドール」という名のケーキだそうです。
口星を巧みに利用して絞り出したクリームは職人技。
今でもため息が出そう...。

宮川敏子さんの本にも、お人形のケーキの作り方が
掲載されています。
ドレスのふんわり感が表現できるように
末広がりの丸みのあるクグロフ型、ゼリー型などで
スポンジケーキを焼いてドレスの部分を形成。

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上流社会のお嬢様たちが成人すると社交界に仲間入りする
「デビュータント」をイメージされたようです。
日本の成人式と重ね合わせ「成人式のお祝い」のケーキとして
紹介されています。

普通は上半身だけのお人形をドレスの上にのせて仕上げるようですが、
宮川さんのケーキは全身食べられるように
上体の部分までマジパンで手作り。
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とっても手が込んでいて、ナイフを入れるのが、
もったいないケーキ。

話は変わりますが、ティーンの頃、
ショートケーキのような生クリームを使ったお菓子が苦手でした。
子供の頃、クリスマス・ケーキを食べて、
ひどい胸焼けを起こしたからです。
自分でお菓子を作るようになってから、
あの頃、気分が悪くなったのは、
バタークリームが使われていたからなのではないか...と
思うようになりました。
当時、バターは高級品だったから、
きっとマーガリンで作られたものだったのかもしれません。
子供の頃のトラウマがあるせいか?!
まだ一度もバタークリームを作ったことがありません。
良質のバターを使ったバタークリームなら、
きっとおいしくいただけるのかも。
ただ、カロリーがひどく気になりますが(苦笑。

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non・noケーキブックでは、こんなスィーツも紹介されていました。
アイスをマジパン!で包んだ「ボンプ(半球型)アイスクリーム」。

でも、クリームでデコレーションされたケーキって、
美しく夢にあふれ気持ちが華やぎますね~。
ただ、そんなケーキは日持ちがしないのが残念。
おすそ分けするために会社へ持っていくのにも気を使います。
そんなわけで...普段せっせと焼くのはホイルにさっと包めて、
持ち運びも楽なパウンド型やスクエア型を使った「飾り気のない」ケーキばかり。
そんなケーキならフォークも使わずに、頬張れますからね。
こちらはある日焼いた「ジンジャーブレット」。
愛用している藤野さんの本「カントリー・ケーキ」からのレシピです。

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う~ん、やっぱり華やかさとはほど遠い...。
でも、こんな普段着のお菓子が、一番ほっとできて
好きだったりして・・・(^^;

なつかしいマドレーヌ - 2015.04.22 Wed

10年ほど前に100円ショップで買ったマドレーヌの敷き紙。
戸棚の片隅に菊型の敷き紙を見つけて、
こんな形のマドレーヌを久々に食べてみたくなりました。

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子供の頃、マドレーヌといえばシェル(貝殻)型ではなく、
こんなまあるい菊形で焼かれたものでした。
子供頃食べたマドレーヌは、しっとりふわっとしていて、
かすかにしょっぱさを感じました。
たぶん、廉価なマーガリンを使って焼かれたものだったのでしょう。

この敷き紙を使うと大きめのマドレーヌが出来上がりますから、
食感はできるだけ軽くしてみたいと思いました。
そんなわけで卵を共立てし、
しっかり泡立てかバターを加えました。

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あまり上手に焼けたためしがないカトルカール風の生地ですが、
今回はまあまあの出来だったかな・・・(^^;

こんなお花の型は、貝殻型が日本になかった頃の
「日本式」のものなのだそうです。
マドレーヌというやさしい名の響きは、
 あのスマートなみぞのある「本来の貝殻型」で焼いてこそふさわしい...

と昭和に活躍された洋菓子研究家・宮川敏子さんが
「宮川敏子の手作り菓子51選」の中で書かれています。
(宮川さんの101のエッセイと51のレシピが掲載された私の愛蔵書です)

会社の同僚にもおすそ分けしました。
-キャーなつかしい~
と同年代の同僚は声を上げました。

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私も普段はシルエットが美しいシェル型を使って
マドレーヌを焼いています。
ただ、こんな日本式の菊型で焼かれたマドレーヌに
ひどく郷愁をそそられてしまうのです...。


憧れのチーズケーキ - 2014.06.06 Fri

10代のころ、この本でチーズケーキの存在を
初めて知りました。
すでに何度かご紹介しましたが
楽しい手作りのお菓子に掲載されたチーズケーキです。

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当時はあの「チーズ」がケーキになるなんて、ほんと不思議で、興味津々。
写真もおいしそうで、食べたくって仕方ありませんでした。
あの頃、お店にはクリームチーズもサワークリームも
売ってませんでした。
買えたのはカッテージチーズくらいだったのです。
でも先日、当時衝撃を受けた(?)チーズケーキを
ようやく焼ききました。
あれから30年以上たって...(^^;

このレシピは、芦原多摩子さんのものです。
カッテージチーズ、クリームチーズ、サワークリームを使います。
こちらでは、裏ごしされたカッテージチーズは手に入りませんので
リコッターチーズで代用しました。
オーブンから出したてのケーキは、こんなに膨らんでいました...泣。
しっかり泡立てたメレンゲも加えていますからね。

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しっかり地割れしましたが(涙)、冷めたらしぼんで落ち着きました。
なかなか写真のように美しくは焼けないものですねぇ...溜息。
型に対して、ケーキ生地が多過ぎたのも原因でした。

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一晩冷やし、その昔思い焦がれたケーキを頬張りました!
メレンゲを加えていますので、ややふんわり感がある
ベークドチーズケーキの食感。

レシピではパイ生地とチーズケーキ生地に
何故かベーキングパウダーを加えますが
必要ない気がして私は省きました。
チーズケーキに加えるコーンスターチ60gも
勝手に半量近く減らして...。

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チーズケーキにレーズンを加えたのも初めて。
面倒に思えたけれど、ちゃんとお湯でふやかして、
沈まないように粉をまぶす下処理もしました(^^;

昭和のレシピはけっこう甘いイメージがあったので
お砂糖も減らしたのですが、
もう少し甘めでもよかったかもしれません。

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卵黄とミルクでまとめたパイ生地もサクサクでうれしくなりました。

40年近く前のレシピなんて思えないほど、
違和感もなく、おいしく頂けました。
会社でもおすそわけしましたが、好評でした。

この本のレシピの「チーズケーキ(アメリカ風)」も
すごく気になっています。
スポンジにチーズケーキの生地を流して焼くレシピ。
なぜ「アメリカ風」なのかはちょっと謎ですが...笑。

実はこのケーキ、10代のころ一度挑戦して大失敗しました。
焼きたてのケーキをすぐ型から出したら崩れてしまうし、
クリームチーズが手に入らず、カッテージチーズで代用したせいか
お味も...だったような。

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今なら材料も問題なく揃います。
今度はうまく焼けるかしら...?

ヨーグルト・ポムポム  - 2013.07.04 Thu

キッチン・テーブルにしばらくの間、飾っていたりんご。
シナシナになる前に「プディング」のようなケーキを焼きました。
再び材料を混ぜるだけ簡単ケーキ。
バターの代わりにサラダオイル、
それからヨーグルトもたっぷり加えます。
水分多めの生地なので、ういろうぽくなるのが心配で
ヨーグルトは分量より少なめにしました。
(サラダオイルもやや控えめにしました)

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素朴なお母さんのおやつのようなスィーツ。
昭和の時代がよみがえってくるような懐かしい味。
スライスしたりんごにもレモン汁をたっぷり振っておいたので
りんごの酸味が引きたち、いいアクセントになっています。
焼き立てはやわら~く、冷めると生地がしまって固くなります。
本には冷やしていただくとおいしい...と書かれていますが、
私は温かいところをいただくのが好きです。

レシピは1970年代末に出版された「秘密のケーキづくり」から。

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マドモワゼルいくこさんのイラストが満載。
ほんわか可愛いケーキブックです。
私の手元にあるのは2010年に復刻されたものです。

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翌日は冷蔵庫で保存していたヨーグルト・ポムポムを蒸籠で蒸して
熱々を頬張りました~。

桂さんの焼き菓子 - 2011.02.23 Wed

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初めてこの本を開いた時、

-えっ、これでいいの?!

って正直言って思いました。

それまで、お菓子の本といえば、
プロ級の仕上がりの洗練されたケーキがほとんどだったし
そんなお菓子を見慣れた私は驚きました。

すごく新鮮に思えたのです。


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パイの空焼きも重しとして
ナイフやフォークを使ったり、


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シュークリムも「お約束」の絞り袋も使わず
生地をスプーンで天板の上にボンボンボン!と
落としていくだけ。

甘さを極力控えたカスタードクリームと
手作りジャムでいただくそう!!


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これは故・森村桂さんのお菓子の本。

素朴で温かみ溢れる焼き菓子たちに
何故か心惹かれました。

桂さんご自身は甘みの強いお菓子が苦手、
腕力も無し。
かといってハンドミキサーの音も苦手。
桂さんは手で材料を混ぜ込んでいたそうです。

それから人工的な香料、
バニラ・エッセンスとかの匂いも駄目。
高価なナポレオンを惜しげもなく使います。

私も随分、桂さんから影響を受けました(笑)。

特に最近は、粉を混ぜ込む作業が
しんどいと思うようになったし
ハンドミキサーの音や振動も苦手だから
すごく共感できるのです。

そんな桂さんのケーキは、
カトルカー(カトルカール)の配合が基本。
粉、玉子、バターが各120g、BPが小さじ半分。
お砂糖だけは40~0gとかなり少なめ!


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基本の生地に洋酒に浸したドライフルーツを
ふんだんに加えたり、
バラの花びら!やジャムを加えてみたりと
バラエティーに富んだケーキが紹介されています。


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「バラの騎士」、「雪のザルツブルク城」、
「王冠を捨てた恋」、「バンドラの箱」…。
それから、愛ネコの名前から「寒がりぷーさん」。
ケーキのネーミングも
すごく夢にあふれたものでした…!


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こちらは桂さんのエッセイ、
「魔法使いとお菓子たち」

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知人から預かったアップルパイ、あまりに美味しそうで
-このパイ、自分に食べてもらいたがっているに違いない!
と思い込んで友人に渡さず着服しちゃったり…
桂さんの奔放さに目を丸くしつつも(笑)
お菓子への熱い思いが語られたこのエッセイが私は好きです。

どんなケーキには食べ頃の「一瞬」があると書いています。
冷えすぎていても、出来立てでも古くても駄目。
その瞬間を逃したら「ただのケーキ」。
その時をつかまないと本当の美味しいケーキが食べられない…と
いう言葉が印象的でした。


そう、時には面倒くさいこと抜きで
お菓子を焼きたい気分なるんです…!


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桂さん気取りで泡立て器も使わずゴムべら一本とボールで
焼いたケーキ。

さすがに手がべたべたになるのは抵抗があって、
桂さんのように「手ごね」は無理でしたが…笑。


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カルトカーの上にスライスしたプラムをのせたら
少しだけよそ行きの顔になりました。

桂さんを偲びながら、
このケーキをほお張ります…。


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(桂のケーキ屋さん/海竜社 パート1とパート2、両方持ってます^^)

楽しい手作りのお菓子  - 2011.01.25 Tue

十代の頃、愛用していたお菓子の本がありました。
さんざん眺めて、お菓子の生地をたらし、
挙句の果てはガスで焦がし…。
親元を離れた時、ボロボロに使い古されたその本は
父に捨てられてしまいました。
絶版になってしまったその本に30年ぶりに再会…!

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昨年の暮れ、雪のためフライトが相次いでキャンセルになり
なかなか本が届かなくってやきもき…!

ようやく届いたお菓子の本、
古本特有の匂いがします。
それでも、ページをめくると懐かしさに胸が
一杯になりました。

子どもの頃、この本を母が購入し、
スポンジケーキやクッキー、パウンドケーキ、
シュー・クリームなんかを焼いくれました。
見たことも聞いたことも無いような
美しい焼き菓子やデザートが満載で
当時、チーズケーキやフルーツ・タルト、ババロア…の写真を
暇さえあればうっとり眺めていたものです。

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当時、お店で売っているシュークリームとは似ても似つかない
エレガントなスワンのシュークリーム!
どんなに心を奪われたか…笑。

宮川敏子さん指導のお菓子作りの基礎も
何度も読み返しました。

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あの目玉焼きの白身が生のまま泡立てると
真っ白なクリームになることが
ほんとに不思議でたまらなかった…!

チーズケーキにも憧れました。
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チーズケーキなんて、それまで見たことも
もちろん食べたこともありませんでしたから…笑。

今ではよく耳するパートシュクレ(タルト生地)という言葉も
当時すでに使われていたんですね!
ウェッジウッドの定番、フロレンティーン・ターコイズのお皿の上に
盛り付けられてたフルーツタルト…!
このお皿は大人になってから手に入れました。
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ババロアという言葉の響き、
そして、このデザートにも思い焦がれました…。
当時、田舎では生クリームなんて手に入らなかったのです。
スーパーではミルクを加えて作る「粉末」クリーム!
ぐらいしか置いてなかったから(苦笑)。

植物性だけど生クリームがお店で売られるようになったのは
それから数年後のこと…。
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クリスマスに母がケーキを焼いて
固く泡立てたメレンゲでデコレーションしてくれたことがあります。
時間がたつとメレンゲがゆるんで洗剤の泡みたいになって
悲しかったのを覚えています(笑)。

- 手間隙かけて作るのに、食べられのはあっ!という間なんだから!
ある日、母がそう言って、お菓子作りを突如、引退。
それから私がお菓子作りを引き継ぎ、
のめり込んでいくのにそう時間が
かからなかったと思います。
生まれて初めて焼いたのはスポンジケーキ!
ふっくら焼き上がり大成功!!
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卵の味がしっかりする菜の花色のスポンジ、
その味は今でも忘れられません。
長年、このスポンジ・レシピは宮川敏子さんのものだと
感違いしてました。
今回、森本サチコさんのレシピだったと知りました。

初めて焼いたクッキーもこの本から。
おもちゃ箱をひっくり返したような写真が
また美味しそう…!
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当時、すでにフロランタンなんかも紹介されていたとは…!
いかにも体に悪そうな真っ赤なドレンチェリーが
時代を感じさせます…苦笑。

今回、日本から取り寄せた本は、母がもっていた初版でなく
表紙を変えて、再編集されたものです。
気取ったスィーツだけでなく
素朴なおやつレシピも紹介されていて
蒸しとうもろこし(これってレシピ!?)、
揚げ饅頭、フライパンでできるケーキ、
砂糖を極力抑えたレシピなんかもありました。
お菓子作りの本なのに
-子どもにはできるだけ砂糖から遠ざけましょう…
なんて書かれていたり(笑)。
オーブンのことを「テンピ」なんて呼んでいるのも
懐かしい…汗。

見ているうちに十代の頃に味わった
ワクワクした気持ちが甦ってきたりして…!
楽しい十代を過ごしたというわけでも無いのに
ノスタルジーにどっぷりと浸りながら今日もページをめくっています。
なんだかひどく「後ろ向き」だなぁ…って思うんですけどね(苦笑)。

最後に、この本の中で一番印象に残っていて
当時、乙女心を大いにかきたてられたページ。
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ヨーロッパ風のテーブル・セッティング。
キャンドルの柄とおそろいのペーパー・ナプキン。
美しい貝殻のストロベリー・ババロア。
(この型、今でも欲しい!)
あの頃、こんな上品なデザートを
食後に味わう暮しにひたすら憧れました…笑。
添えられた今田美奈子さんのエッセイも
素敵なのでご紹介しますね。

デザートはさよならを言った後の微笑みのように
 やさしく後を引くものでなければなりません。
 心を込めて作ったデザートをお客様が疲れた舌に運んでくださる時、
 私はいつもその方のためにそっとお祈りするのです。
 「いつまでもお幸せに」と…。


-ちょっとした余談-
(また長くなってしまいますね…汗)
実は、この本の支払いのために慌てて実家に電話。
父に郵便局まで一走りしてもらいまいた。
翌日、両親にお礼の電話を入れました。
前日、少額とはいえ唐突に送金を頼んだから
「オレオレ詐欺」と間違われても困るし…(苦笑)。
母も
-窓口の人にも「本当に大丈夫ですか?」って何度も聞かれたのよ~
結局、年老いた親まで巻き込む結果になって…。
こんなバカ娘のために支払いに飛んで行ってくれた親って
本当に有難いですね。

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(はじめてでも失敗しない-楽しい手作りのお菓子 主婦の友社)

ストロベリー・ショートケーキ - 2010.05.05 Wed

ある日突然、無性にストロベリー・ショートケーキが
食べたくなってスポンジケーキを焼きました。

レシピはマドモアゼルいくこさんの
「ホワンホワン・スポンジ・ケーキ」を
卵2個の分量で。
「ホワンホワン」の名のとおり
ふわふわのスポンジケーキが焼き上がりました。

前日に、スーパーで買った風味も甘みもない
「形」だけはとりあえず苺を買ったので
メープルシュガーでマリネしておきました。
生クリームを軽く泡立てて、
苺をたっぷりスポンジ・ケーキにはさんで仕上げました。



夜一人でケーキをほおばりながら
小津安二郎監督の「麦秋」のワンシーンをふと思い出してしまいました。

原節子さんが演じる「紀子さん」が
当時は高級品だったショートケーキを買って帰ります。
子供達が寝静まった後、大人たちだけで
こっそり食べるのです。
子供が寝ぼけて起きてくると慌てて
ちゃぶ台の下に隠して何事もなかったように
白々しく振舞う大人たちがとても可笑しかった…笑。

子供の頃はショートケーキを買ってもらえるのは
誕生日かクリスマスくらいでした…。
私にとってストロベリーショートケーキは
子供だった昭和の時代を懐かし思い出す
特別なスィーツのようです。


Möhrentorte - 2010.03.17 Wed

ちょっと気分を変えて
スイス風のキャロット・ケーキを焼いてみた。



今まで焼いてきたアメリカン風のキャロット・ケーキとは
ちょっと違って、小麦粉、オイル、バターが入らない軽いレシピ。
ふくらし粉は使わず、
硬く泡立てたメレンゲで生地を膨らませる。

宮川敏子さんと宮東悠さんのレシピがあって
どちらにしようか...と迷ったけれど
材料がよりシンプルな宮東さんのレシピで
焼いてみることに。
(玉子2個、お砂糖50g、人参のすりおろし&アーモンドパウダー各100g、
コーンスターチ25g、レモン汁&皮)

表面がぼこぼこしていて
見た目は今ひとつだけれど、
色鮮やかなケーキ!
アメリカン・キャロット・ケーキとは違って
とってもあっさり。
レモン汁も1/2個分も入れたから
にんじん特有の味が消えて
かすかにレモンの風味を感じる。
たっぷり入ったアーモンドパウダーのおかげで
「アマレッティ」をしっとり、やわらかくしたような味わい。

アイシングやクリームを添えずに
シンプルにいただくのがおいしい…と
宮東さんの本には書かれていたので、
焼きっぱなしのままいただく。
翌日、翌々日の方が味がなじんで
おいしかった。

レモンの代わりにオレンジを使っても
いいかもしれない。

Guten Appetit!



スイスでは「Rüblitorte(リューブリトルテ)」と
呼ばれ、アーラウ地方のお菓子とか。
スイスではアーモンド・パウダーにクローブやシナモンなどの
スパイスを加えて焼くようです。
日本のサイトでは「モーアリューベン・トルテ」と
紹介されていました。

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Isis(イシス)

Author:Isis(イシス)
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